はじめに
私たちは皆、目的があって生まれて来ています。それは究極的には魂の成長のためだと言えますが、そのための学びのテーマをいくつか決めて来ていると考えています。
ちなみにここでは、人は魂の成長のため、あらゆる事を「経験する為に」生まれて来ている、という考え方をベースに話します。読まれる際はそれを踏まえてお読み下さい。
人生の目的
これはとても深いお題で、当然、他人があなたの人生の目的=テーマはこれですよ、と教えてくれる事は少ないと言えるでしょう。たまに親切心から「あなたの~~なところ直した方が良いよ」などという形で教えてくれる事はあります。それ以外の場合は、これまでの人生で経験し学んだたことを振り返ると、そのテーマが何なのかが見えて来ます。
生まれる前の設定
肉体を持って生まれてくる前には、神様(または指導的な存在)と次の人生では何を経験し学ぶかを話し合い、親や環境、生まれる国、必ず経験する事、あらすじなどを決めて来るようです。
(現世の私はまだ、肉体を持ち現実界に結びついていますから、自分の目で見てきた訳ではありません。これは様々な書物によりそうなっていると判断しています。)
物事の二面性
多くの人生パターンでは、学ぶことにしたテーマごとに、ポジティブ・ネガティブ両面を経験するようになっています。例えば私の場合、職場における上下関係を通じて人間関係を学ぶ事がテーマのひとつだったのですが(これは多くの人が設定しているようです)、部下を持って業務を進める立場での様々な学びと、逆に部下として上司との関係性からの学びで、それぞれネガ・ポジ両面がありました。このようにひとつのテーマ・物事の両面を経験し学ぶ、という仕組みになっているようです。
振り返る時期
これも大体において、40歳前後には一通りの出来事を経験し、改めて自分の人生について振り返る意識が芽生えてくる様です。自然にそうなることもあれば、そこに意識を向かわせるため、病気や大きな失敗など、ある意味ネガティブな経験を設定している事もあるようです。
出来事の意味を探る
人生の目的=テーマを知りたいと思う様になったら、これまでの大きな出来事をすべて書き出し、それぞれの出来事でのネガ・ポジ両面の学びを洗い出します。
ポジティブな出来事は良い経験だったから良くて、ネガティブな出来事は嫌だったから無い方が良かった、などという見方ではなく、被害者意識は捨てて、すべてに学びがあり、これまでの出来事に無駄なことはひとつとして無かった、と思えるかどうかが重要です。
まとめ。すべての事に感謝
以上のように振り返り、すべての出来事が魂の成長のためだったと理解できると、自然と感謝が生まれます。
感謝のエネルギー、ありがとうという言葉はとても波動が高く、水の結晶写真でも確認されています。そのような意識状態でいられることは、日常の引き寄せにもよい影響を与えます。
ぜひすべてを受け入れて、感謝の日々を過ごしたいものですね。
それでは、またお会いしましょう。
コメント